なんと今回で3回目の取材となるアイエスエフネットハーモニーさんです。
アイエスエフネットグループはIT企業。IT企業がどうしてカフェで障がい者雇用?
興味はつのるばかりです。今回は、カフェとしては3店舗となる「匠cafe aotto(あおっと)」にお邪魔しました!
地下鉄青山1丁目駅から徒歩3分の距離にあります。
これが外観。
「aotto」の看板がおしゃれです。
店内です。
ニューヨークのSOHOのカフェみたい!
(単なる個人的なイメージです。ニューヨークに行ったことがあるわけではありません…)
かわいらしいスタッフさんが接客をしてくださいます。
取材した日のランチです。880円です。
女子ならば感動せずにはいられないかわいらしさ!
しかも有機栽培や減農薬で栽培された野菜を多く使ってあります。
ご飯は発芽玄米。
カロリーも控えめでうれしい。
カフェのメニューはお弁当でも頂けます。
こちらは500円。
野菜ソムリエの資格を持つ栄養士さんがメニュー監修をされているのだとか。
全国的に有名なコーヒーディレクター川島良彰氏のオリジナルブレンド。
川島良彰氏といえば、某飛行機の機内で提供するコーヒーのプロデュースをしたことで有名な人なのです。
コーヒー目的でわざわざ来店する価値がある!
いわゆる雑味、えぐみがないっ!
おおつかも大満足の味でした。
スタッフのYさんです。
笑顔が素敵。
お店のムードメーカーなのだそう。
お仕事は、食器洗いや料理の盛り付けを行っています。
これまた笑顔が素敵。
おおつか:なんでIT企業なのにカフェをおやりになるのですか?
渡邉さん:「男性の障がい者ばかりを雇用している」と障がい者のご家族に言われたことがきっかけです。
わが社の事業の目的は雇用を作ることであり、IT事業を展開することではないわけです。であれば事業領域を限定する必要はない!じゃあカフェだってありだろうということで(笑)。
おおつか:3店舗目ですね。
渡邉さん:2011年3月に1号店を福島にオープンしました。開店直前に東日本大震災に見舞われました。その影響でお客様が一日に3組もいらっしゃらないという日が続きました。通常はそれで閉店を考えるのですが、踏ん張って営業し続けました。
おおつか:どうやってこれまで続けてこられたのでしょうか?
渡邉さん:イートイン以外にもお弁当の販売をはじめました。これで軌道に乗せたのです。この仕組みを広げればよいと思い、愛知県安城市に2号店を開店、そして今回は青山に3号店となったのです。
渡邉さん:どんな方でも気兼ねなくお越しいただけるカフェです。まわりの人の視線を気にせず楽しんでいただきたい。障がいを持つ方だけでなく、そのご家族同士の交流の場にも使っていただきたい。
イベントもいろいろ企画していきます。
渡邉さん:海外でも展開したいと考えています。インド、韓国、ベトナムにもオープンする計画です。フランチャイズ展開も検討していますよ!
夢はどんどん形にしていきます。これからも期待していてくださいね。
おおつか:すごい~っ!!世界中の障がい者雇用を変えていってください!
~おおつかのひとりごと~
渡邉社長にはじめてお会いしてから8年。最後にお会いしてから1年半。
お会いするたび、どんどん雇用を増やしていかれる様に、心から敬服しているおおつかです。
はっきり言ってクレイジーな渡邉社長の存在は、我々の希望の星。
もっともっと雇用を拡大し、もっともっと有名になっていただき、かのオムロンの立石一真氏のように社会企業家の星として光り輝いてほしい。
そんなことまで妄想するおおつかなのでした。
訪問先データ
会社名:株式会社アイエスエフネットハーモニー 匠カフェaotto
従業員:11名(うち障がい者4名 知的、精神、身体)
所在地: 〒107-0062
東京都港区南青山1-3-6都営南青山一丁目アパート