おおつか：現場の社員の方の反応はどうでしたか？
新里さん：戸惑っていました。無理ですよと言われました。でもやってみるとできるのです。今は否定的意見を言う社員はどこにもいません。グループ就労がきっかけで当社に就職した方(障がい者)もいますよ。

新里さん：当社で管理しているアパートの共用部分の清掃をお願いしています。就労支援事業所の職員と利用者(障がい者)がグループで清掃の仕事を受けてくださっています。午前と午後でチーム編成をして２時間で４ヶ所のアパートの清掃をやってもらいます。
アパートの管理業務を統括している知花さん：社長から命令があったときは正直困りました。でも誤解でした。普通に接していけばよいことも、良い仕事をしてくれることもわかりました。どんどんできることが増えていっています。いまやなくてはならないパートナーです。

新里さん：しかもアパートがきれいになったことで成約率が上がったんです。
オーナーさんからもお褒めの言葉をいただきます。入居者の方も知っていて応援してくださいます。
おおつか：グループ就労を受け入れたら売上が上がった！素敵です！
知花さん：２ヶ月に１回就労支援事業所の職員さんとミーティングをしています。お互い情報共有をしたり、意見交換をしています。この仕事はできる、この仕事は難し  いと言う報告や、要望などを聞いています。